付加年金を使った国民年金増加作戦 専業主婦にも使い道あり!

国民年金は現在792,100円の給付額となっています。
これでは、毎月の受取額は約6.6万円と、夫婦合わせても
かなり厳しいものがあります。

そこで、「付加年金」という制度を利用して
少しでも年金額を増加してみましょう。


付加年金とは、毎月支払っている国民年金保険料に
400円加算して支払う事で、将来の年金受取額がアップすると言う制度です。

どのくらい年金額が増えるかを下の例で示します。

(例)付加年金加入期間が20歳~60歳の40年間の場合

・付加年金保険料総額 400円×12か月×40年=192,000円

・年間の年金増加額 200円×12か月×40年=96,000円


つまり、毎月400円を40年間払い続ける事によって、
現在の給付額792,100円に96,000円が加算され、
手取り額が888,100円となるわけです。
2年で元が取れてしまう計算になりますので、そうとうお得な制度と言えるでしょう。


では実際どの程度一生での受取額が変化すると言うと、


男性の場合で平均寿命の79歳まで生きると仮定した場合、
年金受け取り可能年数は65歳から79歳の14年間、
女性の場合は86歳までの21年間となりますので、

受取増加額総計は、

男性で96,000×14=1,344,000円
女性で96,000×21=2,016,000円


となります。

男性で元金の7倍、女性で10.5倍になるわけです。


加入条件は第1号被保険者又は任意加入被保険者の、
国民年金定額保険料納付者(保険料免除を受けていない方)です。

第1号被保険者とは、自営業者やフリーランス、学生や無職の方です。
任意加入被保険者とは、60歳到達時点で加入限度(480月)まで加入月数が
達していない方で、60歳から65歳までの間に国民年金に任意加入し、
保険料を納めている方を指します。

ですから、サラリーマンの専業主婦の方(第3号被保険者)で、
夫が会社の退職により厚生年金未加入状態になった時、
任意加入をして受取年金を増やす予定であれば、
この任意加入時期に付加保険料の納付も可能となります。

(専業主婦の場合は夫が先に死亡した場合、自分の老齢基礎年金に加えて、
遺族厚生年金を受け取る事になるので、満額受け取れるようにしておいた方が
付加年金の事もあり、最終的な受取金額は増える事になりますのでお得です)


加入するにはお住まいの各市区町村の国民年金係にお問い合わせを。
(通常は本人の年金手帳又は基礎年金番号通知書があればOKです。)



※この制度の注意点!!

現在の法令でこのようなお得な仕組みになっていますが、
将来支給額等の変更も十分考えられています。

また、この付加保険料は確定給付型(貰える額が決まっている)ものであり、
将来急激な物価上昇によって、戦後から高度経済成長期の時に発生したような、
現在の貨幣価値から極端に乖離するようなインフレが発生すれば
あまり効果が無い事も前提に置く必要があります。

ですが、少なくとも物価が5~10倍にならない限り、
使える制度と言えるでしょう。

あまりリスクの少ない投資と考えれば良いのではないでしょうか?


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プロフィール

楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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