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松井証券が条件付きで信用取引手数料・金利・貸株料のすべてを無料化

ここ最近の松井証券は手数料合戦から身を置く姿勢を取っていましたが、
来年から始まる信用取引の余力無限回復導入(※)を前にして、
突然の方針転換で攻勢を掛けてきました。

※【参考】委託保証金の計算方法等の見直し(東京証券取引所)



『一日信用取引』の取扱開始について《業界初》手数料/金利・貸株料【無料】の信用取引 (PDF)

(以下引用文)


 松井証券は、平成 25 年 1 月 4 日(金)より、『一日信用取引』の取扱いを証券業界で初めて開始いたします。これは、信用取引でデイトレードを行う積極的な個人投資家向けのサービスであり、デイトレード時の手数料および金利・貸株料は無料です。

 現行の制度では、信用取引で日計り取引を行う際に差入れた委託保証金は、同日中に他の信用取引の委託保証金に充当することができません。そのため、新規の取引を行う度に委託保証金を別途差入れる必要がありました。
 
 しかしながら、平成 25 年 1 月からの保証金府令等の改正により、同一保証金を同日中に何度でも新たな信用取引の委託保証金に充当することが可能となり、一定の委託保証金でより多くの信用取引を行うことができるようになります。

(引用終了)


さて、肝心の制度の中身ですが、
注意点は以下の通りです。


1.既存の制度信用取引・無期限(一般)信用取引とは異なる制度として新設
 (※「一日信用取引」としての口座開設が必要に)

2.手数料はデイトレで無料、金利・貸株料はデイトレで1注文あたり300万円以上なら0円
 (当日決済しない場合は2.0%(年)、1注文が300万円未満なら2.0%(年))

3.買建は原則全銘柄、売建は選定された銘柄(無期限信用取引に準ず(551銘柄))

4.弁済期限が当日のみ
 (持ち越した場合は電話経由の手数料(約定代金×1.05%)が取られ、任意に強制決済)

5.現引・現渡を行う場合は建玉の現引きで生じた約定代金×0.315%が掛かる
 (300万円を現引きした場合、9,450円)

6.口座管理費(上限1,050円)・名義書き換え料(10,500円)
  権利処理手数料(理論価格×3%)が掛かる場合がある

7.委託保証金には現金以外に代用有価証券可能(掛目原則80%)



デイトレ以外はかなりの制約があるようです。
逆を言えば、一切の持越しをしなければ手数料は口座管理費と300万円未満の金利のみとなります。
(※持越しの各種ペナルティ(特に電話注文手数料)は要注意です)


ディーリング専用口座としてどの程度受け入れられるかは、
約定力とツール提供、システムの安定性等が求められますが、
果たしてどのような反応があるのか、今後の動きに注目です。

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確定拠出年金の特別法人税は労働者と事業主どちらが負担か

確定拠出年金の特別法人税について先日記事を書きましたが、
更に前のマッチング拠出の記事で取り上げた以下の資料()をもう一度読み返した所、
企業の確定拠出年金制度担当者という立場でも特別法人税に対する認識が
曖昧であることが分かりました。

2011企業型確定拠出年金(DC)担当者の意識調査に関する調査結果 基本集計報告

それでは、担当者に対する特別法人税についての回答を抜粋しましょう。


Q21.特別法人税の内容把握



※制度全体を概ね把握している割合 40.6%



Q22.特別法人税の内容を制度加入者に説明有無





これは少し驚きでした。

年率1.173%という特別法人税の税率はリスク以外の何物でもないはずですが、
担当者の理解度が4割程度であり、制度の説明も2割に留まっているようです。

実際はその後の継続教育等で解説されてもう少し伸びるのかもしれませんが、
個人事業主が確定拠出年金個人型に加入する時にはまず必ず説明するような
必須項目ですから、企業型とのギャップを感じざるを得ません。

何故このような事が起きるのでしょうか?
それはQ23の質問に関する回答である程度納得できます。



Q23.特別法人税の負担




企業側が負担すると回答したのが5割もありました。
逆に、加入者が負担であると明確に回答したのは9.3%に過ぎません。
この比率から言えば、未定と回答した中でも自社負担とする比率は
多いのではないかと推測されます。


マッチング拠出導入が行われる企業にお勤めで拠出する予定の方はこの辺り、
どちらが負担となっているのかしっかりと確認しておきたい所ですね。

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プロフィール

楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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