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東京都における職種別有効求人倍率・求職状況から見る需要のミスマッチ

2010年11月の厚生労働省発表の職業安定業務統計によると、
現在の東京の求人倍率は、職業別で様々な偏りがある事が分かります。

※ここでの求人・求職者はハローワークでの就職希望者・就職募集数を指します

主な偏りを職業分類別に表にすると以下の通りです。


<東京都における職種別有効求人倍率・求職状況(職業分類別)>



このランキングをみると、事務的職業が
たったの0.19倍しか求人が無い事が分かります。

少ないパイを多くの人間が奪い合っている影響で
求人倍率の低下が発生する原因となっています。

それも、実測値総計ベースで考えれば、
事務的職業を希望する求職者は全体の34%であり、
3人に1人が食を求め、そのうち5人に1人しか
就職出来ないと言う狭き門となっています。


これは、急速なIT化による効率的な作業環境が形成される事で、
今まで必要だった単純作業が全てパソコンで操作可能となり、
その分労働者の需要を奪った形となったと言う事も
要因として挙げられますし、特別な技術が必要ない為、
比較的多くの就業希望者が存在すると言う事も挙げられます。

逆に、専門的知識が必要な職種や、
比較的重労働の職種では軒並み1倍を超えているのが現状です。


今度はもう少し細かくデータを見てみましょう。
職種別の求人倍率は以下の通りです。


※クリックで拡大



よく言われるように、
医療関係従事者の人材不足感は完全に慢性化しているようです。

また、建設・土木関係従事者の人材不足感も見て取れます。

労働時間が不規則で、拘束時間が長く専門的な知識も必要な
IT技術関連や情報処理技術者も不足しているようです。

総じて、専門的な知識が必要だったり重労働系の職種が
人材不足である事は先程挙げた通りです。


逆に、一般事務員・会計事務員は圧倒的に余剰状態です。
これの理由も先程説明致しました。

また、町工場が得意とするような製造関係の職種、
デザインやアパレル系の職種も
かなり求人倍率が低い分野となっています。


これは、景気低迷によって製造関係も仕事が急減し、
また、アパレル系も服飾関係品も需要が伸びて来ない影響で
採用を絞っていると言う事も挙げられます。



このように、作業効率化の影響や景気低迷を直接受けた職業は供給過多、
ある程度職業訓練が必要な専門技術職は供給不足が生じているのが現状です。
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楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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