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本丸動く。個人に人気の毎月分配・通貨選択型等、リスクの説明義務付け(日経新聞)

日本証券業協会と投資信託協会という、本丸が動き出したようです。



毎月分配や通貨選択型…投信リスクの説明義務付け
日証協など今秋に統一書式 (日経電子版 2011/7/21 2:00)

(以下本文抜粋)
日本証券業協会と投資信託協会は今秋から、個人投資家に人気のある「毎月分配型」や「通貨選択型」と呼ばれる投資信託について、証券会社や銀行、運用会社に顧客への商品説明を徹底させる。投信の説明書(目論見書)で商品の仕組みやリスクを説明する統一の書式を作成し、運用会社に記載を義務付ける。販売会社には目論見書に沿った説明を求める。顧客が商品性を十分に理解しないまま購入し、不利益を被るのを防ぐ狙いだ。
(抜粋終了)

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819591E0E2E2E39F8DE0E2E2E5E0E2E3E39797E3E2E2E2;n_cid=TW001



投資信託協会が以前行ったアンケート調査結果()によると、
分配金の特徴認知状況については、支払われた額だけ基準価額が下がると言う
事を理解している人が保有者全体の2割
という低い数字が出ています。

つまり、分配金は全て運用収益からの還元であるという考えであったり、
そもそも分配金の仕組みすら分かっていない人が相当数存在している事になります。



※投資信託に関するアンケート調査報告書-2010年(平成22年)(投資信託協会)
 http://www.toushin.or.jp/statistics/report/research2010/

 本文で触れた箇所は「調査結果の詳細1(投資信託保有状況/購入状況/保有未経験層の状況)」
  の、PDF番号25P「(8)分配金の特徴認知状況」です。




ちなみに分配金が支払われても見た目の基準価額が下がらないケースがあります。
それは、決算日に分配金と同等、或いはそれ以上の値上がりが発生する場合です()。
つまり株式で例えると、配当落ち分をその日に埋めてしまう状況になるわけです。


 ※分配金が出ると基準価額は下がるのか(大和投資信託)
  http://www.daiwa-am.co.jp/guide/fund_faq/rule_11.html



こうなると益々投資信託保有者は意識していないと気付きません。
仮に日々価格を追い続けている人だったとしても、原資産が分散されている、
或いは複雑な商品構成を取っている投資信託であれば、どれがどれだけ値上がったか
という事を判断するすべを保有者は持たない場合が多いからです。


こういった「商品の特性を理解しないまま購入した」ケースというのは、
運用がうまくいっている時は表面化しずらいものです。
よく、「他の商品よりもリターンが得られているのだから良いじゃないか」
という言われ方もしますが、そういうレベルの問題では無くなります。


最後に困るのは販売側です。
実際、こういった難しい商品を顧客が十分に理解しないまま販売した過去のケースでは、
判断能力の低い高齢者等への販売等で特に、
売り手側が訴えられる事態に陥る事がままあるからです

今回のケースも、日経の記事内には、将来のトラブルの要因となる為手を売ったと書いています。
これは、販売側の元締めが急速に広がるシェアと購入者の認識のギャップに危機感を覚えた結果、
対策を打つべきだと判断したと言う事だと思います。

或いは、これから近いうちに相場環境が急変し、
記事内で挙げられているような商品が大幅に値下がりする事態が
訪れる可能性を感じているからかもしれません。


余談が過ぎましたが、
今後の業界側の対応に大変注目しています。

現場レベルでの対応改善を切に願います。

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楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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