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松井証券が即時決済信用取引を開始 取引手数料無料・信用余力が何度も回復

松井証券が新しいサービスの提供を発表しました。


同一保証金で信用取引の日計り取引が何度でもできる!
「即時決済信用取引」を開始します~取引手数料無料~
http://www.matsui.co.jp/news/topic/archive/20110826.html
<松井証券HPより>



松井証券の信用取引では通常、預け入れた保証金に対して約3.2倍の取引が可能です。
100万円預け入れれば、約320万円の取引が可能となるわけです。

しかし、差金決済取引の禁止という法令の影響で、
一度利用した信用余力は当日決済(デイトレード)しても回復する事はありませんでした。

その問題点を解消したのが「即時決済信用取引」です。

しかも取引手数料は無料です。


仮に即時決済信用取引を利用してこの信用余力320万円を何回転もした場合、
金利だけでどの程度のコスト負担となるかを表にしてみました。

また、合わせてその売買代金を仮に無期限信用取引で行った場合、
どの程度手数料が掛るのか、その差額も表に入れておきました。







適用金利は年利7.3%に変更されますが、
取引手数料無料というのは確かにコスト面で大きい影響を与えそうです。

ただし、色々と取引上の制限がありますので確認してみましょう。


即時決済信用取引を利用する場合の注意点をいくつか挙げてみました。

取引できる銘柄は東証と大証に重複上場している銘柄のうち、
 指定された50銘柄程度


→取引できる銘柄は極端に限られるようです


弁済期限が新規建日から1ヶ月後の応答日

→取引は一般信用取引ですが、無期限信用取引と異なり期限は有限です。
 しかし、基本的には回転売買が主となる口座ですから、これについては
 そこまで気にする状況とはならないと思われます。


取引所立会市場、PTS取引のいずれでもなく、あくまでも立会外取引であり、
 取引は松井証券を経由した注文同士の対等取引に限定される


→参加者次第では取引のボリュームは期待できない可能性があります


約定値は東京証券取引所の価格値を参考とするが、
 注文時に目視確認した数字と同水準で約定するとは限らない。


→アローヘッドによる株価変動のスピードを考えれば、
 自分が取引したい価格水準で取引できない可能性があるのはある程度想定できます。
 コンマ数秒でベルで変動する今の市場では、立会外に取り次ぐタイムラグは
 ある程度意図しない価格変動リスクがある事は理解しておきましょう。



その他、細かい諸規定はありますがこの辺りで。

松井証券は新しいやり口でいつも市場に話題を提供してくれますね。
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プロフィール

楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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