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臨時株主総会直前に電撃TOB 解散予定だったメッツ(4744)今後の行方は?

【参考記事】メッツ株式会社(4744)が会社清算決議 解散価値を予想してみる


以前、当ブログで解散価値について取り扱ったメッツですが、
なんと、TOB・公開買い付けの電撃発表がありました。


「当社普通株式に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ」
「臨時株主総会の延期に関するお知らせ」


上記リリース記事を読むと、第2四半期時点での一株当たり純資産である545円に
12.84%のプレミアムを加算した615円が買付価格となるようです。

ただし、このTOBは上場維持を目的としていますので、全量買い付けではありません。
買付下限が271,030株(55.56%)で、上限が292,680株(60.00%)と設定されています。

2011年12月発売の会社四季報によれば、
大株主の状況は以下の通りとなります。


【株式会社メッツ 大株主の状況(2011年9月30日現在)】
発行済み株式総数487,800株

  1. 永田典久 239,440 49.08%(※)

  2. 株式会社ブリス 31,590 6.47%(※)

  3. 大塵純 8,810 1.80%(※)

  4. カブドットコム証券株式会社 3,637 0.75%

  5. マネックス証券株式会社 3,408 0.70%

  6. 迫修 3,260 0.67%

  7. 大村佐智子 3,101 0.64%

  8. 渡邊雅良 2,950 0.60%(※)

  9. 鈴木亙 2,862 0.58%

  10. 天野謙二郎 2,500 0.51%(※)

※は旧・現経営陣、監査役又は旧代表取締役の100%持ち分会社


大株主の状況を見ても分かるように、
TOBの買付下限は実質的に創業者である永田氏の持ち分である事がわかります。
また、旧・現経営陣、監査役含めた保有分は確認できる範囲では58.46%であり、
買付上限の60.00%まで殆ど差がありません。

実際は創業者以外の特定株主からの買付は行わず、
市場内外から公募を受け付けた後に超えた分は買付ず、
残りを案分比例で買付となるようです。


ちなみに、公開買い付け価格615円には大きい意味があります。

現在メッツは月間平均時価総額及び月末時価総額が3億円未満となり、
東京証券取引所から上場廃止基準に抵触している旨、監理銘柄に指定されています。
時価総額が3億円を超えるには株価がいくら必要かと言えば、


3億円÷487,800株≒615円


となるわけです。


ちなみに、東証マザーズでの上場維持を目指すには、事業計画改善書(2月末まで)を提出し、
8月末までに毎月の月間平均時価総額及び月末時価総額が3億円以上とする必要があるようです。

また、非上場会社の上場会社への関与となる為、
不適当合併等に係る上場廃止審査の対象となる可能性も記載されています。
この辺りは東証側の判断となる為、流動的な面がある事は否めません。
今後とも要注目ですね。


それにしても、臨時株主総会に出席する予定でしたが、
この分では延期ではなく中止となりそうです。
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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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