生命保険加入時の年齢計算 -保険年齢方式と満年齢方式-

生命保険の場合、保険の契約時の年齢判定に用いられる計算方式には
どのような方法が使われているのでしょうか?

各保険約款を見てみると、大まかに分けて二通りの方式が存在する事が分かります。



■保険契約・加入年齢計算


〇「保険年齢方式」

 契約日時点で誕生日から6か月未満は切り捨て(満年齢の通り)、
 6か月以上1年未満は切り上げ(満年齢+1歳)となる。

保険年齢方式

 ・契約日Aの場合 ⇒ 満年齢
 ・契約日Bの場合 ⇒ 満年齢+1歳







〇「満年齢方式」

 契約時点の満年齢が被保険者の年齢となり、
 1年未満は切り捨てとなる。

満年齢方式

 ・契約日Aの場合 ⇒ 満年齢
 ・契約日Bの場合 ⇒ 満年齢





となっています。


ちなみに日本で営業を行っている生命保険会社43社(2012/3/13現在)のうち、
保険年齢方式を採用している保険会社は、確認できた範囲で10社でした。

国内系生命保険会社だけでなく外資系生保も一部、保険年齢方式だったのは意外でしたが、
旧国内系生保が破たん時に受け皿となった外資系生保にこの傾向が見られる為、
契約内容が引き継がれたものが切り替えられずにそのまま残っている事が
主要因かと思います。

また、ネット専業生命保険会社の場合、「申込日の翌月1日時点においての満年齢」
という特殊な判断ケースが導入されていますのでその点は注意が必要です。


では、満年齢方式と保険年齢方式では契約上何が異なるのかを見てみましょう。



■満年齢方式と保険年齢方式の違い


・最低加入年齢が引きあがり、最高加入年齢が引き下がる

 70歳まで入れる保険の場合、保険年齢方式だと例えば70歳8か月なら
 71歳と計算される為加入できないが、満年齢方式なら70歳として計算される為
 加入が可能となる。

 逆に、20歳から加入可能な保険の場合、保険年齢方式なら19歳8か月でも加入可能だが、
 満年齢方式だと加入できない。


・保険料が異なる

 誕生日より6か月以上経過している場合、満年齢方式は満年齢のまま適用され、
 保険年齢方式では1歳上の年齢が適用される為、場合によっては保険料が変化する。
 (特に年齢と共に死亡率の上がる死亡保険等は保険料が上がってしまう)



等が挙げられます。

保険事故率によっては必ずしも保険料が上がるとは言えないものの、
最高加入年齢のように、場合によっては契約上不利になる事もありますので
その点は注意しておきたい所です。



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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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