スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【スポンサードリンク】

税金を払わない働き方

怪しいお話ではありません(笑)

税金を支払わない範囲で働くと所得はどうなるか、というお話です。
それを調べるには、今の所得税・住民税の控除額や非課税所得を知っておく必要があります。
モデルケースを提示して計算してみましょう。

【前提条件】
・検証対象は一人暮らしの23歳男性
・国民健康保険、国民年金は加入する事にします。
・配当所得と利子所得の源泉徴収は無視します。
・翌年の国民健康保険料増額分は課税ではないと考えます。
・住民税の均等割りは考慮しません。



【控除額を利用するケース】

■基礎控除(所得税:38万円 住民税33万円)

誰もが所得から引ける所得控除です。
年間33万円までなら非課税となります。

ただし、住民税の非課税は課税所得100万円以下となるので、
35万円を基準にして考える事にします。


■給与所得控除(65万円)

パートやアルバイトで受け取った給与のうち、
65万円までは税金がかかりません。


■社会保険料控除(国保:4万円 国年:18万円)

東京都特別区の国民健康保険料均等割額は23歳の場合、
減額措置が無ければ最低年間40,200円掛かります。

また、平成24年4月以降の国民年金保険料は月額14,980円なので
年間179,760円となりますが、ここでは分かりやすいように
端数調整をしています。

雇用保険は適用対象外とします。


■一時所得の特別控除(50万円)

一時所得の定義は以下のようになっています。

一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、
労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない
一次の所得をいいます。


【参考】「一時所得」(国税庁タックスアンサー)
URL:http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1490.htm


上記に該当するようなケースは、

・懸賞金や福引の金品、競馬や競輪の払戻金
・生命保険の一時金や損害保険の満期返戻金や解約返戻金
・法人から贈与された金品
・遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等


と事例があがっています。


ちなみに個人が受け取る株主優待は一時所得ではなく、概ね雑所得です。
(→所得税法基本通達・法第24条<<配当所得>>関係


一時所得の範囲で狙える現実的な所得は、

・生命保険の解約払戻金を狙う
・雑誌で懸賞金を狙う
・競馬で払戻金を狙う
・埋蔵金を狙う


辺りでしょうか。



これで控除額が出そろいました。
課税されない所得金額は

35万円+65万円+22万円+50万円=172万円

となります。

一時所得がクリア出来るかどうかが勝負の分かれ目と言った所でしょう。



【損益通算を利用する】

最も代表的な者は不動産投資や何かしらの事業を行い、
不動産所得や事業所得の損失と給与所得との損益通算で節税を行う方法でしょうか。

【参考】「損益通算」(国税庁タックスアンサー)
URL:http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2250.htm

事業所得が200万円の赤字で給与所得控除後の金額が200万円であれば、
損益通算する事で課税額されない事になります。
つまり、損益通算を利用すれば課税されないで働く所得の金額の上限が無い事になります。
(損益通算できない所得は除く)

この辺りは兼業投資家・副業の利点でもあります。
なお、分離課税対象の損失(上場株式等の損失)は給与所得との損益通算は出来ません。



【非課税所得を利用する】

所得税法第9条には「非課税所得」が規定されています。


【参考】「所得税法 第九条第一項第九号」
URL:"http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxrefer.cgi

【参考】「所得税法施行令 第二節 非課税所得」
URL:http://www.gyosei.co.jp/home/pickup/3180019/zeiroku_horei/32002000001.html


この中から現実的に利用できそうなものを抜粋すると、

・交通費として支給を受け差額を浮かす(所得税法施行令第二十条の二 非課税とされる通勤手当)
・生活用動産の処分(所得税法施行令第二十五条 譲渡所得について非課税とされる生活用動産の範囲内)
・ノーベル賞等の報奨金や恩賜賞を得る(所得税法第九条十三項)
・オリンピックで活躍し、報奨金を得る(所得税法第九条十四項)



となりそうです。

生活用動産の場合は反復継続して行っている場合、
事業所得になる可能性も出てくるのでその点は注意です。


※当せん金付証票法による当せん金品(主に宝くじ)は非課税ですが、
 ここでは考慮に入れません。



今回のお題の話は以上となります。
関連記事

【スポンサードリンク】

コメントの投稿

非公開コメント

記事内検索フォーム
プロフィール

楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

最新記事
月別アーカイブ
最近読んだお勧め本

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。(出雲 充)

【書籍の解説】不可能と言われていたミドリムシの大量培養に成功し、食糧問題からエネルギー問題まで解決の糸口に繋がる手法を模索する社長さんが書かれた本です。
 事業自体はミドリムシ入りのクッキーが世の中で話題になった頃合いに知ってはいましたが、元を辿れば旧ライブドアに直接出資して貰っていた経歴がある等、紆余曲折あって様々な艱難辛苦を乗り越え、少なからず各専門分野の人達に共感を得て徐々に資本関係を構築し、様々なサポートがあって倒産危機を乗り越えながら泥臭く経営してきたという想像だにしない様々なエピソードを持っている事をこの本で知りました。
 上場と言う華々しさに至るまでの苦難の道のりを是非ご覧いただきたいと思います。

アクセスカウンター
09/2/11~
twitter
RSSリンクの表示
リンク
相互リンク随時募集中!
カテゴリ
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。