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信託銀行って何をしてる会社なの?

「銀行はお金を預ける所であり、お金を貸してくれる所である」
という認識は、ほとんどの人が抱いている事と思います。

窓口では税金や公共料金等お金の支払をしたり、
保険や投資信託等の金融商品を購入できる場所である事は、
利用者であれば思い浮かぶサービスの一つでしょう。


ですが、同じ銀行でも「信託銀行」とは何をしてる会社なのでしょうか?

銀行ですからお金に関する事を扱っている事は何となくわかります。
ただ、「信託」という名前が付いているくらいですから、
何かを信託銀行に"信じて託す"行為が絡んでくるはずです。


そこで、以下のサイトを参考にしてみましょう


【参考】「信託の仕組み」(一般社団法人信託協会)


上記を参考に、図を作ってみました。







これだけだと用語が分からずイメージしずらいので、
具体的なケースを簡単にして再構成してみました。



例)自分の死後、子どもの生活費として定額を払い出して貰うケース




※実際は他の相続人や遺言等の絡みもありますが、
ここでは分かりやすさを重視して除外しています。



このような形で、自分(委託者)に変わって信託銀行(受託者)にお願いし、
特定の人(受益者)に対して何かをしてもらう行為が「信託」という物である事がわかります。
(上記例は金銭信託型の信託契約となります)

では、実際にどのような業務を行っているのでしょうか?


最近3信託会社が合併して誕生した
三井住友信託銀行のホームページを見てみました。

サービスラインナップには以下のようなものがあるようです。


<個人向けサービス>

【運用・貯蓄性商品】

★投資信託
★投資一任運用商品(ラップ口座・SMA)

・生命保険
・定期預金
・外貨預金
・普通預金
・財形貯蓄
・個人向け国債
・金融商品仲介

【ローン商品】
・住宅ローン
・アパートローン
・カードローン
・リフォームローン
★リバースモーゲージ
・その他ローン

【信託サービス】
★遺言信託
★遺産整理業務
★エステートプランニング
★事業承継信託(遺言代用型)
★生命保険

★安心サポート信託
★後見制度支援信託
★社会貢献寄付信託
★株式処分信託、株式取得信託
★公益信託

・専門家紹介制度



<法人向けサービス>

・ファイナンス業務
・コンサルティング業務
★不動産業務
★企業年金業務
★証券信託業務
★証券代行業務

・その他業務

※★の分類は個人的判断


一般的な商業銀行(メガバンク等)が行っている業務に加え、
"信託"業務(★印)に係るサービスメニューが多く見受けられます。

各業務については詳しく解説しませんが、
かなり幅広い業務範囲であることが分かります。

ですが、コアとしている事業が良くわかりませんので、
合併前の母体となっている三井住友トラスト・ホールディングスの
ディスクロージャー誌を見て、どの業務が中心なのかを探ってみましょう。


参考「2011 中間期ディスクロージャー誌」(三井住友トラスト・ホールディングス)
URL:http://smth.jp/ir/disclosure/2011/md_all.pdf(PDF)


※数字はそれぞれの事業の純利益(平成22年度)

■リテール事業 290億円
・投信、保険等販売
・個人ローン
・遺言信託、遺産管理

■ホールセール事業 1,264億円
・法人与信等
・金融商品販売
・海外業務

■マーケット事業 998億円
・有価証券投資
・デリバティブ業務


■受託事業 464億円
・年金制度設計
・資産運用、管理
・投資信託


■不動産事業 167億円
・個人向け不動産仲介
・法人向け不動産仲介
・不動産流動化

(他、証券代行業務)


あくまでも純利益ベースですが、
収益の中心はホールセール事業、
そしてマーケット事業となるようです。

主に法人向けの業務が大きく、
個人向け(リテール)に関しては全体に比べると
規模がやや小さく感じます。


しかし、先程例を挙げた金銭信託のように、
個人向けの業務範囲でも利用価値の高いサービスを提供しています。

特に相続はトラブルになりやすく、財産が大きい人だけではなく、
生命保険金の額が多い場合も、受け取った生命保険金を適切に管理するという点で
信託契約を結ぶことが可能です。

また、認知症等になった場合の後見制度支援信託や、
事業を行ってる人が適切な承継を行えるようなサポートを受けられる
事業承継信託等、自分や個人レベルの法律事務所では長期の対応が難しい
案件に関しても信託契約を結ぶことが出来ます。


これらには当然ながら毎年の定期的な費用が掛かるものの、
第三者・公正な対応・長期的なサポート等の位置づけでは
信託銀行の果たす役割と言うのは今後のインフラとして
更に重要視されて来るものと思われます。

ただし、すべてを任せきるのではなく、
あくまでも委託者として有利な契約内容を締結する為、
十分な知識を付けてから検討するようにしましょう。
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楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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