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結婚観 -女性と男性の希望月収ギャップ-

別件で資料を見ていた所、面白いデータが出ていました。
ズバリ、「男女別の結婚生活に必要と考える平均月収」です。

男性に求める月収の額が実際の年収に比べて大きいという話はよく耳にしますが、
希望ギャップについてのデータは見た記憶がないのでご紹介しようと思います。


【参考】「「男性にとっての男女共同参画」に関する意識調査報告書」
URL:http://www.gender.go.jp/research/dansei_ishiki/pdf/chapter_3_3.pdf



※税・社会保険料控除後の手取り収入


未婚の場合で約3万円、既婚で2万円の希望月収ギャップが発生しています。

既婚側の必要平均月収の減少は実際に暮らしてみて現実が見えた
というのもありますが、男性も減少している所を見ると恐らく
一人暮らしとの実際の費用差による可能性が考えられます。


根拠は以下の2つのデータと、等価可処分所得と等価世帯人員の考え方を用いれば
ある程度証明することが出来ます。




少子化社会に関する国際意識調査報告書 国別クロス集計表(日本)
URL:http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa22/kokusai/pdf-zentai/s4-3-1.pdf




※赤線部参照


総務省統計局:家計調査報告(家計収支編 平成23年)
「1世帯当たり1か月間の収入と支出(世帯人員・世帯主の年齢階級別/総世帯・勤労者世帯)」
URL:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000012687972(エクセル)

【世帯人員別消費支出関係表】
世帯人員別消費支出関係表



■等価世帯人員=世帯人員の平方根

上記調査結果より、配偶者のいる世帯の子供の平均人数は約1.7人

よって、等価世帯人員は、√3.7=1.92人


■等価可処分所得=「一人あたりの水準×世帯人数の平方根」

上記データと計算結果より等価可処分所得は、

160,902円×1.92人=308,932円

となる。

【参考】「家計のスケールメリットを考える(等価世帯人員の考え方)」
URL:http://fpdiary.blog23.fc2.com/blog-entry-248.html




つまり、既婚男性はほぼデータ上考えられる実績値と同一の平均月収を希望し、
既婚女性に関してはもう少し貯蓄も出来る余裕のある収入を望んでいる、
とも言い換えられるかもしれません。
(可処分所得=手取り年収であり、可処分所得=消費支出の場合は余剰資金が無い事になる為)


ちなみに手取り月収から非消費支出である税や社会保険料を加味した総支給額を出すには
0.8で割ればおおよその数字を求めることが出来ます。

つまり、未婚女性が求める手取り月収36.7万円は、
税引き前年収で約550万円、未婚男性は504万円という事になります。


ここでよく話題に上る以下のデータを見てみましょう。


「平成22年 民間給与実態統計調査」(国税庁)
URL:http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2010/pdf/001.pdf

1年を通じて勤務した給与所得者のうち男性の平均給与は
平均勤続年数13年、平均年齢44.6歳の場合で507万円です。

男性と女性との希望月収ギャップだけに留まらず、
どうやら未婚男性すら実体経済とのギャップがあるようです。

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楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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