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オリックス生命による対ネット生保・保険比較サイト

先日、日経新聞に以下のような記事が掲載されていました。


「オリックス生命が比較広告 25日から」(日経新聞電子版2012/6/21)

オリックス生命保険は保険商品の内容を他社と比較する広告を始める。
販売経路をインターネットに限った保険(死亡保障)の保険料を年齢ごとに
インターネット専業の2社と比べ、どちらの保険料が安いか分かりやすくする。
保険料の引き下げ競争が加速しそうだ。

 比較広告が実質解禁された2005年以降で実際に手がける保険会社はなかったと
同社は説明している。25日に掲載する新聞広告から始める。(抜粋)

URL:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF21010_R20C12A6EE8000/



今日はその25日です。
各社の新聞広告には上記の宣言通りの比較広告が踊っているものと思われますが、
比較の内容は以下のサイトでも確認できます。


「オリックス生命保険比較サイト」
URL:http://www.orixlife.jp/hikaku/


現在掲載されている比較表は死亡保険編のみとなっています。

比較対象はA社、B社となっていますが、
それぞれライフネット生命ネクスティア生命がリンク先として表示されています。


実際の比較内容は上記サイトをご覧頂くとして、
"保険の比較"をする行為そのものがどう取り扱われているかをここで確認してみましょう。


日経新聞の記事には、「2005年以降比較広告は実質解禁されていたが手がける保険会社は無かった」
と書かれています。

これは、保険会社が守らなければならない"保険業法"の規制によるものです。


保険業法第三百条
(保険契約の締結又は保険募集に関する禁止行為)

保険会社等(中略)保険募集に関して、次に掲げる行為(中略)をしてはならない。
六 (略)不特定の者に対して(中略)他の保険契約の契約内容と比較した事項であって
  誤解させるおそれのあるものを告げ、又は表示する行為


上記は比較行為を禁止するものではなく、
誤解が生じない内容であれば比較しても良いという内容なのですが、
以下のガイドラインによる複雑な判定基準により、
保険会社自体がパブリックに比較広告を行う事は避けられてきた経緯があるようです。


II .保険監督上の評価項目(金融庁)
 II -3-3-2 生命保険契約の締結及び保険募集
  (6)法第300条第1項第6号関係
   ②比較表示に関し、法第300条第1項第6号に抵触する行為には次の事項が考えられる。
   (他・詳細略)



しかし、最近ではライフネット生命やネクスティア生命がテレビCM上で
現在加入する保険料との比較優位をうたう宣伝を打つなど、直接的な商品比較ではないものの、
メリット(主に料金面)を比較強調する広告戦略を出してきています。


同じ金融業種でもモーニングスターのように
投資信託手数料や信託報酬等の水準を比較するサイトがあるなど、
ネット上で金融商品の比較をする行為が一般消費者に広く根付いてきた傾向もあり、
インターネット申込み専用の死亡保険である「定期保険Bridge」を提供しているオリックス生命は
価格面の優位さもあって、上記ネット生保2社に対して宣戦布告をした形となったのでしょう。


定期保険は特約を除けばかなりシンプルな保険商品であり、
他社とのメリット差が料金以外に出しずらい性質があるだけに、
今後の料金水位や付属サービスの動向等がどう変化するのか見守っていきたいと思います。
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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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