協会けんぽの準備金残高赤字が平成23年度決算で解消の見込

主に中小企業が加入している協会けんぽ(健康保険)の累積損失が
平成23年度の決算見込みで解消されるようです。


【参考】「平成23年度協会けんぽの決算見込みについて(協会けんぽ)」
URL:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/news/detail.1.104213.html


協会けんぽの単年度収支はサブプライムショックやリーマンショック以降
赤字に転落し、平成21年度には保険給付費等の支払準備の積立金も底を付き、
準備金残高が3,179億円の赤字となっていました。

そこで、この累損を3年度で解消すべく保険料率を段階的に引き上げ続けており、
当初8.2%から平成23年度で9.50%(24年度は10.00%)という経過を辿っています。


ただし、現時点で累損が解消されたからと言っても安心はできません。

被保険者一人あたりの保険給付費は高齢化に伴い今後も上昇する事が見込まれ、
全体的な給与水準が伸びない限り、更なる保険料率の引き上げは必至です。

以前にも取り上げた()ように、支出の4割近くは
高齢者への拠出金が占めています。

現役世代の病気予防(メタボリック対策等)だけではこの状況は改善されません。

給与所得の伸びが期待できない以上、高齢者世帯の負担を現役並みに引き上げるか、
消費税増税による増加歳入分から現在特例措置として導入されている
国庫補助率引き上げの恒久化等、更なる支援が必要となってくるでしょう。



【参考】

増え続ける医療費 ~保険料が現役世代のさらなる負担に~(2011.9.22)
全国健康保険協会健康保険 協会けんぽの保険料率全国平均が10%の大台に(2012.1.29)

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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

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