ライフネット生命が立て続けのIR発表 転換への布石

ここ数日、ライフネット生命から様々なIRが発表されています。
それぞれ重要な部分をまとめると以下のようになっています。

※リンク先はライフネットの該当ページ

<10月2日>
新型医療保険「じぶんへの保険プラス(定期療養保険)」発売開始

・医療費の自己負担部分に連動して給付
 (公的医療保険の対象内自己負担分に対しての実損填補型)
・1泊以上の入院が必要
 (入院療養給付金の対象者でなければ外来療養給付金の対象にはならず)
・入院療養給付金は自己負担相当額、外来療養給付金は自己負担の半額
 (合算して月額10万円が上限)
・先進医療(技術料と同額)
・がん治療給付金
 (上皮内がん含まず、がん初診断時100万円、翌年以降継続治療で1年ごとに100万円)
・入院療養、外来療養、がん治療および先進医療の各給付金を通算して2,000万円まで
・更新時に既払い額は加算される


特定疾病・部位不担保法による引受開始

・「帝王切開」での出産経験者(今までは加入できず)等の保険引き受けが難しい手術歴や病歴が
 ある人に対し、その部位や疾病に関する治療については一定期間保障しない条件で加入可能に


<10月3日>
診断書提出を原則不要

・診断書の代替は窓口で請求後貰える「診断明細書(無料)」か、請求者自筆の「治療状況報告書」
・連絡から給付金支払いまで43日掛っていた所を9日に短縮


<10月4日>
提携保険プランナーの公募

・要件は「生命保険募集代理店に所属する保険募集人」他
・代理店手数料率を開示(月額保険料の7.5%、最長5年)



となっています。

短期間でここまで激変させるのも、保険業界ではかなり珍しいのではないでしょうか。


以前、オリックス生命がライフネットとネクスティアとの保険料比較サイトを作って話題になりましたが、
(詳しくは、「オリックス生命による対ネット生保・保険比較サイト」で。)
ライフネットは価格競争から一歩進んでサービス面の強化に方向性を転換したように見受けられます。

また、今までは単一型(掛け捨てのシンプル型)をメインに据えていたのですが、
新型の医療保険は主に4つの構成(入院・外来・先進・がん)に分けられていますから、
オールインワンタイプの総合型を出してきた、という事になります。


個人的には診断書提出不要と支払期間短縮は気になる所です。
私自身、以前共済加入時に通院無しの退院だった為、診断書の受取が二度手間だったり、
共済の支払いは即日だったりと、一般的な民間医療保険の支払い期間が1カ月以上という状況に
違和感を覚えていましたが、その点をクリアにしてきたようです。


医療保険は現在、ドコモや楽天が加入者・会員向けに割安で提供している事もあり、
他社ネット生保含め、同一路線での勝負はかなり混沌としている状況です。(

価格競争からの脱却は質への拘り、というのはどこの業界も同じなのですが、
利用者メリットを高める取り組みと言うのはどんどん広がって欲しい所です。


※【参考】
ドコモ医療保険を効果的に利用しよう ~保険の仕組みと保険料について~
楽天が開始するネット向け医療保険 ~他社と保険料比較~
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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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