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金価格が30年ぶりの大幅な急落 購入にはETFの利用も検討しよう

※2013年4月19日、ETFの保管コスト(信託報酬等)を修正、並びに追記

今週は金の1日の下落率が過去30年間で最大となりました。

【参考】[FT]貴金属相場が下落、金は30年ぶりの急落 (日本経済新聞)


その急落ぶりをチャートで見てみましょう。

※(引用元)田中貴金属・日次金価格推移より



上記サイトには日々の取引価格が合わせて掲示されています。

直近の営業日の税込小売価格を見てみると、4月10日に5,338円だったものが、
4営業日後には安値4,408円を付けている事が分かります。

15日から16日はなんと12%強の下落率です。
まさにパニック売りが殺到した状態と言えるでしょう。


このような状況の中、投資家が一斉に貴金属店へ
金を買いに走る現象が起きたそうです。

【参考】豊島逸夫の手帖(三菱マテリアル株式会社)


ですが、あまりにも人が殺到しすぎて行列が発生し、
裁ききれないと判断した店舗側は早くにシャッターを下ろしてしまったとか。


このように、買いたいときに買えないリスクと言うのも少し意識する必要があるわけです。
(逆に売りたいときに売れないリスクもあります)


では金を買う代替手段は無いものでしょうか?
そこで、市場に上場している金価格に連動する形で運用されている
ETF(上場投資信託)の存在が生きてくるわけです。


ETFはトヨタや任天堂のように、上場している会社の株式と同様の取引が可能な金融商品です。
つまり、お持ちの証券会社の口座があればすぐに取引が可能です。


ちなみに、日本の取引所に上場している金のETFは以下の4つです。


■SPDRゴールド・シェア(東・1326、ロンドン価格連動(現物あり))
URL:http://www.spdrgoldshares.com/japan/japanese/

■金価格連動型上場投信(大・1328、ロンドン価格連動(リンク債))
URL:http://www.nomura-am.co.jp/fund/funddetail.php?fundcd=141328

■国内金先物価格連動型上場投信(大・1683、東京価格連動(先物))

URL:http://www.mizuho-am.co.jp/fund/top/fid/551683/

■純金ETF(東・1540、東京価格連動(現物あり))
URL:http://kikinzoku.tr.mufg.jp/


それぞれ特徴はありますが、現物との交換が可能(条件あり)で、
それなりに流動性(売買がしやすい)もある13261540辺りが無難かと思います。


では、実際に取引しようと思った場合、ETFと金地金(現物)では
どのような違いがあるのでしょうか?

それらをまとめてみました。




手数料は圧倒的にETFの方が割安です。
最低必要額もETFの方が半分ほどで済みます。

また、10万円まで手数料が無料の松井証券など、
一部の証券口座を利用すればETFも売買手数料を抑えることが出来ます。

【追記:2013年4月19日】
保管コストはETFの実績値ベース(年率)で比較すると、
金地金はETFの146万円に相当します。

短期保有、或いは少額保有ならETFの方が有利ですが、
大量保有で長期保有であれば金地金の方がコストが安くなります。


大きく異なるのは税金と消費税です。
金地金を頻繁に取引しない人であれば譲渡所得税扱いとなり、
50万円の特別控除が受けられます。

つまり利益50万円までは税金がかかりませんし、5年超保有した場合の
長期譲渡所得に該当すれば、超えた分が2分の1に減額され、
その後課税(給与所得等と合算し総合課税)となります。


また、ETFの方は年間100万円までの購入した株式等から生み出される
譲渡所得や配当所得は非課税となる日本版ISAなどを利用すれば
金地金の現物よりも有利となる可能性もあります。

また、株等で損失が発生している、或いは繰り越した損失がある場合は
金のETFで譲渡益が出た場合、損益の通算が出来ますので
その点も判断材料となるでしょう。


このように、金地金を店頭で買い求めるだけでなく、
ETFの利用と言うのも一つ考えてみると良いかと思います。
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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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 上場と言う華々しさに至るまでの苦難の道のりを是非ご覧いただきたいと思います。

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