ライブドアショック並みだった-マザーズ指数の暴落2日間-

2006年1月16日にその事件は起きました。

2003年に1,000ポイントから算出開始されたマザーズ指数が
2004年7月2日に記録したそれまでの最高値2,786.82を越え、
2,800.68での高値引けに大いに沸く株式市場。

その裏で最悪の事態が進行しているとは誰も予想できなかった事でしょう。


夕刻、突然某テレビ局が東京地検特捜部の家宅捜索を速報し、
六本木ヒルズにオフィスを構える株式会社ライブドアに対して
強制捜査に乗り出した事が後に報道され、
翌日以降、新興市場が大混乱を起こしました。

マザーズ銘柄として中核を成していたライブドア自身の連続S安、
後を追うようにして関連銘柄含む多くの銘柄がS安で張り付き、
初日は約定しないまま引けた銘柄も多かったように記憶しています。

その時の2日間のマザーズ指数の動きが以下の通りです。


※チャートはHYPER SBIより



2006年1月16日終値から18日の安値2,116.92までの下落率は24.4%
現物だけ保有していても平均的に4分の1の資産が2日で失われたことになります。

もちろん、信用取引を行っていた人、ライブドア関連銘柄を保有していた人等は
それ以上の資産が消えてしまったわけです。


そのような状況と今回のマザーズの下落率、最大幅だけ見ればほぼ同じである事は
記録に残すべきと考え、この記事を書いています。


ここ2日間の動きは以下の通りです。


【マザーズ指数・日足】


【マザーズ指数・5分足】



昨日の指数高値が前日の終値よりも高い為、それを基準値に考えると、

2013年5月15日 1,063.87
2013年5月16日  832.02

下落率-21.8%


となります。


ライブドアショックの時は、ライブドアを多く保有する個人投資家が
信用取引の追証資金確保の為に他の株を売却する事で発生した下落でしたが、
今回はマザーズ指数の寄与度が高まっていたバイオ関連株に加え、
ソーシャルゲーム株やネット関連株など、多くの人気関連株を複合的に信用取引で抱えていた
個人投資家が、急激な信用収縮で追証支払い前に決済し()、
それが連鎖的に全てを巻き込んだ形となりました。


大元を辿れば他にも要因はありますが、少なくとも、
昨年末比2.67倍(昨年末は404.37)まで買い進まれてきた指数である事は
自覚しておかなければならない所でしょう。



今年から追証のルールが変更され、建て玉を一部、或いは全て決済してしまえば
 追証を支払わなくて良い制度が追加されています。

詳細は以下のサイトから抜粋

【参考】SBI証券:追加保証金(追証・基本ルール)

(引用)
3. 追加保証金が発生した場合には、発生日の翌営業日までに、以下(1)、(2)の
  いずれか(又は組み合わせ)による方法にて解消していただく必要があります。
(1)追加保証金額以上のご入金
(2)信用建玉の全部または一部の反対売買による決済(※補足あり)

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楽天家業

Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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