FP3級 独学の場合の勉強方法 勉強時間の使い方

前回の記事⇒FP技能検定資格試験の勉強方法(3級編)独学など


独学の場合、まず大事なのは初めに勉強の日程を決めてしまう事です。

これをやっておかないと、「昨日一杯やったから今日はいいや」とか、
「今日は疲れたからその分明日やればいいよね」と言う風に、
勉強にムラが生じる上、そのうち勉強自体が面倒になり、
結局申し込んだのに試験を受けに行かなかったという無駄なパターンに陥ります

折角やる気を起こし、テキストや問題集まで買って試験に申し込んだのに
試験を受けないというのは全くもって無駄なことになります。


FP試験の場合、6分野からの出題になります。

1、ライフプランニングと資金計画
2、リスク管理
3、金融資産運用
4、タックスプランニング
5、不動産
6、相続・事業承継


この6分野を効率的に学習する為に、
1分野ごとに使用する日数を決めましょう。

前回の、FP3級の勉強方法でもお話しした通り、
全く知識の無い人で、勉強時間は80時間程度と試算しています。

これを前提に組む場合、簡単な分野と難しい分野で時間配分をまずは決定します。


分野ごとの時間配分を決定する


(A)初見では取っ掛かりくい分野 ⇒ 不動産、相続・事業承継

(B)初見でもなんとなく理解できる分野 ⇒ ライフプランニングと資金計画、リスク管理

(C)今までの生活状況で変わる分野 ⇒ 金融資産運用、タックスプランニング


(A)群は不動産を取引した事のない人、まだ親が相続の対象になっていない人等は
ちょっと想像しずらい分野だと思います。

それに比べて(B)群は保険や年金など、自分の生活に密着している事柄が中心です。
お勤めの方も、自営業の方も比較的触れることが多い分野ですから理解もしやすいと思います。

逆に(C)群は資産運用をせず、貯金は定期預金や普通預金だけという人や、
サラリーマンをしているから税金関連の話は年末調整の時のみで触れる機会があまり無い人は
重点的に力を入れた方がいい分野です。

特に(C)群の2つの分野は、自分の生活を豊かにする為の知識を学べる大事な部分ですから
資格試験だからと言う理由だけでなく、時間をかけてじっくりやって頂きたい分野です。


時間配分としては、(A)30時間、(B)30時間 (C)20時間
をベースに進めていくのが良いのではと思います。


これはあくまで目安ですから、自分の知識状況から勘案して、各自振り分けてみて下さい
当然、80時間に縛られず、100時間でも120時間でも、自分がこの程度掛かりそうだと思う
数字を設定して下さい。その設定に見合った時間を日数に直して逆算して試験勉強を始めれば
良いだけですので、あまり総時間数に関して深く考える必要はありません


問題集の問題を振り分ける

時間配分が終わったら、今度は問題集の問題を振り分けます

問題集は何も考えずにやり始めると、その問題量の多さにやる気が削がれてしまいます
ですから、先に全部の問題をどういう日程でやって行くかを予め設定する事が大事です。
設定した日程を確実にこなせば、必ず終わりは来るわけですから、


「本当に試験までにこれが終わるだろうか」とか、「分からない問題が多くて不安だわ」


などと思う事が無くなります。取り合えず日程通りに終わらせればいいのですから
余程のお怠けさんでも無い限り、理解の有無に限らず範囲を終わらすことは可能です。


日程の調整は先程決めた時間配分と照らし合わせて決めます。

平日1時間、休日3時間をベースにするなら、
掛かる日数は約1ヶ月半~2ヶ月です。

分野ごとに問題数を抜き出し、1日に解く問題数を設定します。
1科目を集中して解いても良いし、全体を満遍なく進めても良いと思います。
この辺りは自分のやりやすい方で進めて下さい。

ただ、タックスの分野は他の科目にも横断的に関係してきますので
先に少し手を入れるのも良いかと思います。


流れとしては学科の方を先に終わらせて、その後に実技の問題に移ることになります。
FP3級の実技試験は、学科試験の部分をしっかり理解しておけば
そんなに難しくはありません
し、勉強にも時間はかかりません。
私自身、実技の問題集に掛けた時間は3日ほどです。
これは、学科の範囲に十分時間を掛けたからだと思っています。


全体のバランスを考える

全ての問題の振り分けが終わったら一度日程を再確認して下さい。
友人と会う約束があったり、飲み会があるとか、重要な仕事がある時期が重なっている等、
そんな日程の部分がありませんか?

日程を決めた場合、やれなかった日が発生するとその後のモチベーション低下につながります。
ですから、翌日にカバーできるレベルの、ある程度余裕のある組み方にしましょう

計画通りに物事を進める事は本当に難しい事ですから、
予定通りに進まなかった日が発生するのは仕方ありません。
でも、それが詰め々々の厳しい日程を組んでいた場合、
予定が後ずれを起こして徐々にモチベーションが下がり、
雪崩のように崩れてしまう事があります


それを防ぐには休日を効果的に使いましょう
例えば夜に予定が入りやすいのは金曜日と土曜日です。
遊びに行くのは土曜が多いと思います。(土曜がお休みでない人はごめんなさい。)
ですから、週末の遅れをカバーするのは必然と日曜と月曜に集中すると思います。

でも、働いていると日曜と月曜に勉強なんかしたくないなぁと思ってしまうかもしれません。
この場合は、日曜を普段より早く起き早く寝て、月曜を普段より早く起きましょう。
月曜は前日が日曜ですから体の疲れはそんなにありません。
ですから朝早く起きる分には問題ないと思います。

朝早く起きればその分1日の時間が増えます
特に朝早く勉強するのは頭もリフレッシュされてますので効果的です。

それに、日曜は6時程度に起きて勉強すれば、日中は遊びに行っても
なんら問題は無いと思います。それだけの時間は取れますので。
遅れをカバーするのも、平日の遅れ分ですから1時間も加算すれば良いのです。
朝6時から9時まで勉強をして、夜寝る前1時間やれば直ぐに終わります。
こう考えれば多少は耐えられるかな?と思えてくると思います。

試験勉強に時間を取られ過ぎ、普段の生活のリズムを壊してしまっては本末転倒です。
十分に余力を残した日程を組むことを心がけましょう。

それでは、皆さんが無事に合格できることを祈っています。(^^

【私が勉強時に利用した書籍】 
パーフェクトFP技能士3級対策問題集・学科編〈'14~'15年版〉
パーフェクトFP技能士3級対策問題集・実技編(個人資産相談業務)〈'14~'15年版〉



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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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