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団体信用生命保険を使わないで民間生命保険で保障を代用するには(3)

殆どの方が、住宅ローンの返済に元利均等返済を指定しているかと思います。

元利均等返済とは、毎月の返済額を一定にする事により、
収入の少ない初期段階での負担を減らす借入方法です。

もう一つの返済方法である元金均等返済は元本の返済額を一定にするため、
初期段階では金利の負担が大きいため、最初は返済が苦しいものの、
元本を早い段階で返済できるので、最終的な金利負担額を減らすことが出来るものです。

しかし、返済初期の負担が多いため、共働きである程度の収入が無いと
元金均等返済を選択できない場合があり、
その場合は元利均等返済を選択することになります。


では、前回の記事で書いた、住宅ローンを生命保険を使って保障する場合の
「元利均等返済のワナ」とは一体どのような事なのでしょうか。


元利均等返済の場合、毎月の返済額を一定にする代わりに、
初期段階での元本返済額が少なくなっていしまいます。

単純に考えると、

3000万円を金利3%で借り、毎月10万円返済予定の場合、
年間返済額は120万円ですから、1年目の金利負担額は約90万円とすると、
元本返済額は約30万円となります。

この場合、年間の返済額に比べて
元本の減少額がかなり少ないことが分かると思います。



つまり、逓減定期保険や収入保障保険を契約する場合、
年齢とともに定率で死亡保障額が減少するタイプの保険では、
初期段階で世帯主が死亡してしまった場合、
限りなく残債が発生する可能性があるのです。

それを避ける為には、これらの保険以外に終身保険等の死亡保障がある保険に
加入しておくか、初めの一定期間死亡保障額が下がらないタイプの逓減定期保険への
加入を検討する必要があります。


この辺りは実際の借入額や金利タイプ(固定又は変動等)、生命保険料、保険金額と商品ごとに
組み合わせて試算してみないと分かりませんので、ご注意下さい。


【関連記事】
団体信用生命保険を使わないで民間生命保険で保障を代用するには(1)
団体信用生命保険を使わないで民間生命保険で保障を代用するには(2)
団体信用生命保険を使わないで民間生命保険で保障を代用するには(3)

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Author:楽天家業

 大学在学中から事業でお金を貯め、それを元手に卒業後は個人トレーダーとして生計を立てていました。(現在はトレード業務一部復活)

 2008年のリーマンショック時に信用取引による過剰リスク状態で惨敗。そんな手痛い経験もあり、このままの人生で良いのかと自分を見つめ直し、同年からウェブサイトの作成業務、2009年からは独立系FPとして相談業務を行うため、自分の経験を活かして日夜、ファイナンシャルプランナーの分野で活動を行っています。

<略年表>
2009年9月AFP登録
2011年7月CFP登録

 現在、主にFP法人様や執筆関連でお仕事承っております。

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